更新日 : 2019/08/09

ラグビーワールドカップ 日本代表の注目ポイントと期待(元日本代表 望月雄太氏、吉田朋生氏)

前回お伝えした、「ラグビーワールドカップの魅力 応援・観戦ポイント」に続き、元日本代表の望月雄太氏、吉田朋生氏に日本代表について語っていただいた。
・注目ポジション
・注目のプレー
・プールA予想
・日本代表に期待すること
日本のために身体を張って戦う外国人選手に関するメッセージも。

日本代表の注目ポジションは?

ラグビーは15人対15人の試合で、チームのために全てのポジションが奮起していることはもちろん。元代表 フランカー望月氏、スクラムハーフ吉田氏の独自目線で特に注目しているポジションとは?


出典:J-SPORTS (ポジション解説)

1・2・3番 フロントロー(望月氏)


フォワードの1・2・3・番のフロントローに注目しています。日本代表のフォワードには外国人の選手も多く入っていますが、それでも世界の中では小柄な方です。
試合で重要なセットプレーであるスクラムにおいても、選手同士がしっかりと固まり、強く・低く組む。あんなに小さな日本のチームがなぜこんなに強いんだ。と思われるように世界に発信して欲しいです。

大きな選手にも果敢にチャレンジ スクラムハーフ(吉田氏)


私はスクラムハーフに注目しています。ラグビーではスクラムハーフの判断によって、試合が大きく変わってきます。特に2015年の大会では、田中選手がフォワードをうまくコントロールし劇的な勝利にも導きました。
今の日本代表では、田中選手、流選手、茂野選手。3人ともそれぞれ特徴のあるプレーをするので、誰が出るのか、どんなプレーをしてくれるのかに注目しています。
またスクラムハーフは小柄な選手が多いですが、小さい選手でも大きな選手を止めることができます。日本のスクラムハーフが海外の大きな選手を止めるところにも注目したいです。

このプレーに注目!

日本代表が勝ち進むために注目するプレーとは?

ウィークポイントにもなり得る「セットプレー」(望月氏)


ラグビーはセットプレーで全てのプレーが始まるので、セットプレーで何とかならないと試合にならないこともあります。世界の中では日本は小柄でウィークポイントとして狙われるところでもあります。そんな中、いかに戦うかがポイント。スクラムやラインアウトなどで、日本ならではの頭を使ったアイデアやスピード、タイミングをうまく工夫し、背の高い選手をいかに「欺く」か。


特にラインアウトでは、身長の高い海外の選手を相手に「あ、こっちか」「遅れた」「先手をとられた」「騙された」というように、首をきょろきょろとさせる、うまく欺くプレーに注目です。

チーム一丸となる バックスの「トライ」(吉田氏)


やはり注目は「トライ」。海外の選手のように、ドカーン!とぶつかって1.2.3でトライ。というようなトライは日本ではなかなかうまくいきません。
小柄な日本の選手はどこの国よりも運動量をあげる必要があります。チーム一丸となり全員がひとつのトライのために、倒れてもすぐに立ち上がりプレーに参加し、繋いで、我慢して、誰かがフィニッシュ「トライ」を決める。日本の運動量が相手チームを上回るからこそのチーム一丸のプレーに注目です。

日本代表 プールA予想

日本はロシア、サモア、スコットランド、アイルランドの4国と同じグループとなるプールA。プールAの上位2チームがグループを突破しトーナメントに進出することとなる。日本はどのような試合結果を残すのか?

3勝1敗プールA突破

日本はロシア、サモア、スコットランドに勝って、アイルランドには善戦。3勝1敗で決勝トーナメントへ進出するというシナリオがいいんじゃないかなと考えています。
サモアとロシアに勝てると思いますが、スコットランドは前回大会でも負けていて割と相性が良くありません。日本としては「スコットランドをどう崩すか」というところがキーになってきます。

勝利の為に重要なポイント

重要ポイント「ロシア」戦

まず大きなポイントとなるのは9月20日の初戦となる「ロシア」戦。もちろん勝ちがつくことが一番良いですが、戦い方が非常に重要です。今回のワールドカップに向けた合宿はとてもハードだったと聞いています。大会直前までしっかりとやり込み、きついことを乗り越えてきた。その自信を軸に、選手が納得のいく試合をできるかどうか。大会まで準備してきた自分の仕事を、一人一人が全うできれば自ずと結果はついてきます!

チーム一丸となり「信じた」プレー


試合中にはもちろん劣勢になってしまうこともあります。チームで準備してきたものが全然通用せず、本当にこれで良いのか?と思い始めるとリーダーが何を言っても「さっきやったけど通用しなかった、どうするんだ」と不協和音が流れます。そんな時に大切となるのが、これだけ頑張って自分たちがやってきたこと、ここだけは信じてやりきろう。というチーム全体が団結すること。自分たちを信じたプレーをすることで勢いが出てくるはずです。

日本代表に期待すること

勝ち方、負け方が大切。メッセージ性のある試合

もちろん試合には勝つことが一番良いのですが、勝つにしても中身のない試合で勝った場合は、勝って嬉しいのはもちろんですが何かすっきりしないことがあります。ラグビーでは、コンタクトプレーが多く、激しさが他のスポーツよりもある分、顕著に現れます。
日本がやってきたこと、こだわっている部分をしっかりとプレーの中で出し、ベストを尽くした試合は誰が見ても良い試合です。それでも相手が一枚上手だった場合は、負けてすごく悔しく、残念。しかし、とても清々しい気持ちになり、選手を称えるのはラグビーの文化でもあります。
何かメッセージを感じさせるようなものを、言葉ではなくプレーで感じ取れる、そんな試合をして欲しいです。

日本のために身体を張って戦う 外国人選手

ラグビーでは、日本だけでなく海外の代表も含め、代表選手に外国人選手が登録されることが非常に多いです。よく「帰化していなくても代表に出れる」という声もあがるのですが、ラグビーの代表になる選手は、一度代表選手になると他の国の代表にはなれません。日本にもたくさんの外国人選手がいますが、彼らは母国の代表には二度となれないのです。
母国の代表には二度となれないとわかった上で、日本の勝利の為にあれだけ身体を張って頑張っている、彼らも是非応援して欲しいです。(望月、吉田)

新着記事

原宿で大人デート!1日中“うっとり”しまくる極上スポットご紹介

若者の集まる街「原宿」。シッピングやスイーツなど、とにかく話題のスポットが満載!今回は、そんな若者の街「原宿」で、落ち着いた大人のデートを実現すべく、おすすめのデートスポットをご紹介します。朝から夜まで二人の幸せな時間がゆったりと流れるようなスポットを選びましたので、ぜひ、ご参考にしてください。 ...

2019/08/16