更新日 : 2019/07/23

夏休みの子供たちに日本文化体験イベント

夏休みは体験イベントの多い時期です。

「ものづくり」をするクラフト系イベント、自然や生きものと交わるネイチャー系イベント、職業体験を行うワーク系イベントなど、様々なイベントが目白押し。そのような体験イベントの一翼を担うのがカルチャー系のイベントにほかなりません。

今回ご紹介するのは、カルチャー系の中でも特に我が国において古くから親しまれてきた文化に関わるもの。国際化の必要性が求められるようになって久しい昨今だからこそ、自分の国の文化について、その一端なりとも知っておくことが大事なのではないでしょうか。また子供たちにとってもそれは、新鮮な驚きに満ちた経験になるに違いありません。

プロと対局!本格将棋体験


画像:@_nicky.t_

将棋は古代インドで生まれたボードゲーム「チャトランガ」を起源とする盤上遊戯です。

その歴史は古く、飛鳥時代頃には大陸から伝来したと言われており、平安時代の遺跡から駒が出土した事例があります。中世以降も武将たちに好まれ、改良と工夫を加えられていき、江戸時代頃には現在の「本将棋」に近いかたちになったと言われています。

戦前より将棋はプロ制度を取っており、現在も多くのプロ棋士たちがしのぎを削りあっています。近年の藤井聡太七段の活躍については、将棋ファンならずとも一度は耳にされたことがあるのでは。今回ご紹介する「プロと対局!本格将棋体験」はそんなプロ棋士の方のご指導を受けながら、将棋について学ぼうというイベントです。

今回ご指導くださるのは北尾まどか女流二段。

長い歴史の中で培われてきた攻撃や防御の型である「定跡」をはじめ、序盤から終盤までの展開、そして将棋をする上での作法に至るまでの丁寧に教えていただけます。将棋は高い思考能力を要求される「マインドスポーツ」の代表格。きっと子供たちにとってよい刺激になるに違いありません。

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親子で一緒に能ワークショップ


画像:@enjoy_noh_in_fukui

能は日本の伝統芸能の一つで、仮面をつけて行われる歌舞劇です。

笑劇である「狂言」、儀式的な舞踊である「式三番」とあわせて「能楽」と総称されます。国内においては重要無形文化財となる一方、ユネスコの無形文化遺産に登録されるなど海外においても高く評価される芸能です。

その成立期は室町時代とされており、特に優れた演者であった世阿弥・観阿弥によってこれがなされたと伝えられています。当初は貴族や大名など上流階級の楽しむものであった能でしたが、江戸期に入ると次第に庶民にも親しまれるようになります。木版印刷の普及もそれを後押しし、能のしぐさを記した「謡本」が広く読まれました。

今回ご紹介する「親子で一緒に能ワークショップ」は、日本の伝統芸能の粋の一つとも言える能へのいざないとなるイベントです。 観世流の流れをくむ梅若流の指導員の方が案内してくださいます。能についての基礎知識や歴史を座学で学んだあと、実際に「謡(うたい)」「舞(まい)」の体験を経て、面をつけて能舞台に上がってみる所まで行われます。それは恐らく、ほとんどのお子さんが味わったことのない貴重な経験となるでしょう。

  • イベント名:親子で一緒に能ワークショップ
  • 開催期間:2019年7月31日(水) 14:00~15:30(要予約)
  • 最寄り駅:JR「中野」駅 東京メトロ東西線「中野」駅
  • 会場:東京都中野区東中野2-6-14 梅若能楽学院会館 能舞台
  • 料金・費用:2500円(親子一組)
  • オフィシャルサイトhttps://blog.goo.ne.jp/yokolayer
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夏休みは日本文化体験を

グローバリゼーションの流れが押し寄せる昨今、小学校でも2020年から英語学習が必修化される予定です。もちろん、国際化において重要な技術となる外国語の習得は国ら大切なことです。しかし一方で、アイデンティティの骨子となる文化的基盤を持つことも、タフなグローバル人材に求められるのです。夏休み、この国の先人たちが作り上げた文化を少しだけ、子供たちに体験させてみませんか。

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