更新日 : 2019/07/21

夏休みは子供たちと「紙」をめぐる小旅行へ

夏休みは何処かに行きたくなるもの。

しかし、余り遠出をするのも暑いと大変ですし、まして子供連れとなればどうしても行く場所が限られてきます。そんな中、折角出かけるのですから、子供にとって楽しいばかりでなく何か学びがあるような計画を組みたいところです。

そんな贅沢な悩みを一気に叶えるご提案があります。

東京都内で「紙」にまつわる施設を回る小旅行などはいかがでしょうか。いずれも屋内ですから比較的涼しく、身近な「紙」にまつわるスポットを回ることで新しい発見もあるでしょう。夏休みの自由研究のテーマにするのも良いですね。

お札が出来るまで 「国立印刷局東京工場」


画像:@toruco_36

「国立印刷局東京工場」は日本銀行券をはじめ、官報、パスポート、郵便切手など私たちの生活に深く関わる印刷物を作る国立の工場です。偽造を避けるための高度な技術と不正を未然に防ぐ徹底した管理体制のもと、日々業務が行われています。こちらの工場は週に二回、見学が可能となっており、解説を聞きながらその作業を見ることが出来ます。

先日、2024年からお札のデザインが新しくなる事が発表されました。一万円札は実業家の渋沢栄一、五千円札は教育者の津田梅子、千円札は細菌学者の北里柴三郎へとそれぞれ変更されます。現在のデザインのお札が作られる所を見るのは貴重な経験となるでしょう。今回のものとは少し外れますが、「お金」をテーマにして日本銀行本店や貨幣博物館の見学と組み合わせるのも良いかも知れませんね。

  • スポット名:国立印刷局東京工場
  • 所在地:東京都北区西ケ原2-3-15
  • 営業時間:毎週火曜日 木曜日 10:00~/13:40~ ※要予約
  • アクセス:JR「上中里」駅 東京メトロ南北線「西ケ原」駅
  • オフィシャルサイトhttps://www.npb.go.jp/ja/event/kengaku/tokyo.html

新聞が作られる所を見てみよう 「朝日新聞東京本社」


画像:@makimaki701

ペーパーレス化が進められる中で、新聞を取る家も少なくなってきている昨今ですが、社会の動きを知るためのメディアとしてはまだまだ健在。毎日、大量の新聞が印刷されています。「朝日新聞東京本社」ではその新聞が出来るまでの工程を見学することが出来ます。

新聞記者が記事を書き、紙面を決定する編集局をはじめ輪転機が超高速でフル回転する印刷工場、はたまた出来たての新聞をこん包して送り出す発送室など新聞がつくられていく流れを分かりやすく教えてもらえます。

また、朝日新聞東京本社があるのは築地。見学の前後にここでお昼を頂くのがオススメです。魚市場は移転したとはいえ、まだまだ美味しいお魚が食べられるお店は沢山ありますから行かないという手はありません。

  • スポット名:朝日新聞東京本社
  • 所在地:東京都中央区築地5-3-2
  • 営業時間:月曜~金曜日 (祝祭日と年末年始を除く) 午前の部 10:45~12:30 午後の部 12:45~14:30
  • アクセス:JR「新橋」駅 都営大江戸線「築地市場」駅 東京メトロ日比谷線「東銀座」駅
  • オフィシャルサイトhttps://www.asahi.com/shimbun/company/tour/tokyo.html

おりがみの小宇宙を体験しよう 「御茶の水 おりがみ会館」


画像:@ochanomizu_origami

「ORIGAMI」は今や世界に知られた日本文化の一つです。一枚の紙からさまざまな形を創り出すその技は数学的な小宇宙を感じさせるものがあります。実際の宇宙開発にもその技術が応用され、人工衛星の太陽電池パネルの折りたたみ方などは折り紙から着想を得たものだと言われています。

「御茶の水 おりがみ会館」はそんな折り紙について学び、体験できる施設。

実際にさまざまな折り方についてのスクーリングも盛んに開催されています。それだけではなく、工房では染め師の人たちによる和紙の染色も見ることができ、染紙や千代紙そのものについても学ぶことも出来ます。日本人の多くが一度は手にとってみたことがある折り紙、改めて子供たちとその魅力を再発見してみませんか。

  • スポット名:御茶の水 おりがみ会館
  • 所在地:東京都文京区湯島1-7-14
  • 営業時間:9:30~18:00(休館日:日祝日/年末年始/夏季休暇あり)
  • アクセス:JR「御茶ノ水」駅 東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 東京メトロ銀座線「末広町」駅
  • オフィシャルサイトhttps://www.origamikaikan.co.jp/

「紙」をめぐる冒険に出かけよう

「三白」という言葉があります。

主として米・紙・塩を指す言葉で、江戸時代には最も重要な生産物とされてきました。特に「紙」は多くの地域で作られており、今でも多くの場所で和紙の生産が続けられています。現代の私たちにとっても、それは依然として生活のさまざまな部分を支えてくれている大事なものであることに変わりはありません。

今回はそんな「紙」について知る、夏休みの小旅行をご提案してみました。またご紹介した順番で回れば一日で全て見学することが可能なようにもなっていますのでお試しあれ。さあ夏休みは子供たちと「紙」をめぐる冒険に出発しましょう。

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