更新日 : 2019/07/01

博覧会マニア「二神敦」厳選 博覧会マニアエピソード Part1

世界各国で開催される博覧会。そんな博覧会に約150会場も足を運ぶ「博覧会マニア」二神敦さん。今回はそんな博覧会マニアだからこそのエピソードをご紹介します。

不審者扱いをされたかと思いきや有名人に?万博コレクションが起こした15年越しの出会い?マニアならではのエピソードをお楽しみください。

全出入口制覇!不審者扱い?最後は有名人扱いに

博覧会へ行った際には、全パビリオンを制覇するのはモチロンのこと、「北ゲート」「南ゲート」「中央ゲート」など、日ごとに入口を変え、帰る際も別々の出口を利用することで、“全出入口制覇”も目指しています。

とは二神さん。そんな全出入口制覇からどのようなエピソードが?

会場内、会場外どちらも楽しむのが必須

博覧会会場では会場内のパピリオや雰囲気を楽しむことはもちろんポイントですが、会場の外の雰囲気も実感することも必須ポイントとしています。しかし、外周をぐるぐると回っていると不審者に間違われることも。

柵越えをたくらむ不審者扱い?

そんな風に外周をまわっていると「入場券を買わずに、柵越えを狙っているのではないか?」と不審者と間違われることも少なくありません。2016年にトルコのアンタルヤ世界園芸博を訪れた際も、わざわざ会場入口を通り過ぎ、人影のない道をどんどん進んで行ったのですが、そこへ突然セキュリティが登場。予想通りの“職務質問”が始まりました。

言葉は通じず弁解は不可能

「私は怪しい者ではなく、この博覧会は、どれくらいの広さがあるかを確かめたくて、外周を歩いていた」「このように、全期間入場券を購入済みなので、いつだってフリーパスだから、塀を越えて入ろうと思っていたわけではない」などいろいろ弁解するものの、つたない英語ではなかなか言葉が通じず。セキュリティの方にご理解いただくには言葉だけでは不可能でした。

過去の新聞記事で心機一転!

実は2013年に韓国・順天湾の国際庭園博でデザインの気に入ったトルコ庭園を度々訪れていると取材を受けたことがありました。そのトルコ地元の大衆紙SABAHの紙面を提示すると、急に上機嫌に。

そこからは「お前は日本人か?」「この花博を見るために、わざわざトルコへ来たのか?」などと質問攻めに 。

そんな一連の流れで最後には結局不審者から有名人のように一転、「一緒に写真を撮って欲しい」となり快く撮影に応じ一件落着となりました。

コレクションが出会いを創出!15年の時を経てご本人の手に

博覧会ではそのトキにしか出に入れることのできない、ポスターやパンフレットなどの資料を集めている二神さん。そんなコレクションがまさかの貴重な出会いを創出したようです。

コレクションが生み出した出会いとはいったい?

ふらっと立ち寄った砂絵の個展

2005年の春、ちょうど愛知万博が開幕したばかりの頃、大阪市内のギャラリーで“砂絵”の作家さんが、個展を開催していらっしゃいました。ふと気になって入ってみると、何だか過去に見たことのある雰囲気が…

作家さんに、「実は平成の初め頃、砂絵をモチーフにしたのポスターが貼ってあるのを見て、それがとっても気に入ったので、わざわざ大阪市役所まで貰いに行ったことがあるんですよ」という会話がスタートしました。

過去の記憶をたどり、作家を発見?

作家さんから「どんなデザインでしたか?」とのお尋ねがあり、「砂で描かれた、マスコットの“花ずきんちゃん”や“咲くやこの花館(大阪市パビリオン)”がガラスの容器に入っていて、それが黒と白の2種類のポスターに…」と記憶にある限り具体的に説明を進めていくと、「それ、私が作ったものかも…」とおっしゃるではないですか!これはまさか?

まさかの完全一致!作家と作品が初対面

家へ帰るやいなやポスターを写真撮影しメールを送信。「コレ、私が作りました。初めて見ました!」とのお返事をいただきました。しかし「作者にもかかわらず、なぜ初対面なのだろう?」と不思議な感じに。実は当のご本人はポスターの完成版をご覧になったことが無かったとのこと。

いきさつをお聞きすると、ご自身の作品を展示する機会があり砂絵を並べていたところ、広告会社の方の目に留まり、「万博に向けたポスターを制作するので、作品を作って欲しい」との要請があったそうです。そこで、花博をイメージした砂絵をご提供なさったものの、肝心の完成品には触れるチャンスが無かったようなのです。

使命感あふれる万博コレクターの出番到来

こういう時こそ万博コレクターの出番。当然のことながら、そのポスターはご本人に差し上げ、無事に15年越しの里帰りを果たしました。せっかくのコレクションなのに大丈夫?ご安心ください。博覧会グッズを収集する際は、いつも念のため2部ずつを確保するようにしております。まさにこういう事態に備えて、保存していたようなものでした。

こういった出会いを経験すると、「やっぱり保険として、複数キープしておかなくてはならない」という思いを強くするとともに、「このようなコトができるのも、何でも残しておく“万博マニア”の存在があってこそ」などと、万博マニアとしての使命感を抱くことに。その結果、以前にも増して、グッズの収集ペースが増していくのですが。。。

1つの追求が貴重な体験との出会いに

「マニア」と聞くと、いろいろなイメージを持たれると思います。しかしながら二神さんのようにひとつのことを追及しているからこそ起こる体験を得ることも多くあるのかと思います。普通の生活では体験できなかったエピソードも、マニアならでは。誰しもが、何か1つのことを追及してみると、思いがけない貴重な体験と出会えるかもしれません。

※特集「博覧会マニアが教える、博覧会の魅力と楽しみ方」はこちら

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