更新日 : 2019/01/15

【東京】初夏の神社行事の御利益で!?夏バテにそなえよう!

古来から6月は22日ごろの夏至を中心に、世界中でお祭をする風習があります。夏至は、北半球では、一年で一番日の出から日没までが長い日。ヨーロッパでは陽気な夏の盛りですが、日本ではちょうど雨期にあたり、夏の厳しい暑さを前に、農作物の生育の無事や人々の健康を祈る行事、“夏越し(なごし)の大祓”が行われてきました。

都内でも、江戸のむかしからその形式が続く初夏の伝統行事がまだたくさん残っています。今回はその中から3つをご紹介。デートや親しい友人と一緒にぜひ足を運んでみて!

千日詣り(ほおづき縁日)


画像:@disigner_floral_kuniko.

江戸時代、芝・増上寺が徳川家の菩提寺だったことから、火除けの神社として祀られた愛宕神社。せごどんと勝海舟が会談するなど、数々の歴史の舞台になってきましたが、現在では、オフィス街にあって木々の緑が豊かな都会のオアシスです。昔から623日・24日の晩に“夏越しの祓い”で愛宕神社へお参りすれば、その御利益が千日つづくと言われ、現在も行われている「千日詣り」。

あわせて、ほおづきを煎じて飲めば、胃痛や婦人病に効果があるとも言われています。このように、縁起物としてのほおづきを称えて「愛宕のほおづき」の市が行われます。ほおづきは、鬼灯や酸漿とも書く夏の風物詩。観賞用だけでなく、中身を空にした実を口の中で鳴らして遊んだりして親しまれてきました。浅草のほおづき市も有名ですが、発祥はこちらの愛宕神社であると言われています。

美しいほおづきの縁日にのんびり散歩がてら足を運んでみてください。

  • イベント名:千日詣り(ほおづき縁日)
  • 開催期間:2019年6月23日(日)、24日(月)
  • 最寄り駅:東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分/東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分/都営三田線「御成門駅」より徒歩8分/JR「新橋駅」より徒歩20分
  • 会場:港区・愛宕神社
  • オフィシャルサイトhttp://www.atago-jinja.com/
  • カテゴリーFESTIVAL
  • ジャンル
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鳥越神社 大祓茅の輪くぐりと水上祭


画像:@tsuyoshi_tokyo

隅田川にほど近い、台東区・浅草橋にある鳥越神社。ヤマトタケルが当地に滞在したことを起源とする、歴史の古い神社です。神社で行われる“年越しの祓い”と対になる“夏越しの祓い”では、人々が夜、大きな茅の輪を通り抜けることで、半年分の厄を落とす「茅(ち)の輪くぐり」を行います。茅(かや)は、屋根を葺くのに使われたり、蓑や笠の材料に使われたりするススキの仲間ですが、鳥越神社の茅の輪はガマの穂でつくったものとのこと。

鳥越神社の「夏越しの大祓」では「水上祭形代流し」も行われます。紙などでつくられた“形代(かたしろ)”に身のけがれや厄災を移し、「茅の輪くぐり」の翌日、海に流して禊ぎをしていただくという本格的な行事です。形代が納められた御座船が隅田川から沖合へ下り、無病息災のご祈祷が行われます。20隻以上もの屋形船に守られ、お囃子の音と共に連なって隅田川を下る様子は壮観。神田川と隅田川が合流する柳橋河岸から観ることができるので、ぜひ下町巡りのついでにも足を運んでみてください。

  • イベント名:鳥越神社 大祓茅の輪くぐり・水上祭形代流し
  • 開催期間:2019年6月30日(日)、7月1日(月)
  • 最寄り駅:JR・浅草橋駅西口より徒歩8分/都営浅草線、都営大江戸線・蔵前駅より徒歩5分/都営大江戸線・新御徒町より徒歩10分
  • 会場:台東区・鳥越神社
  • オフィシャルサイトhttp://www004.upp.so-net.ne.jp/kab_ra/
  • カテゴリーFESTIVAL
  • ジャンル祭り
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山王祭


画像:@tukky1217

千代田区・永田町の山王日枝神社は、日本の政治街に位置する神社です。6月に行われる「山王祭」は、江戸三大祭りの一つでもあり、大阪の天神祭、京都の祇園祭とならぶ日本三大祭に数えられるものです。徳川二代将軍・家光の頃から、歴代の徳川将軍が参加し、壮麗な山車(だし)行列の様子は浮世絵などにも数多く残されてきました。


画像:@tukky1217

今年は67日から10日間つづく山王祭の行事のうち、ユニークなものをいくつかピックアップたします。8日の「境内茶園並狭山茶新茶奉納奉告祭」では、新茶が例年奉納されます。宇治、静岡と並ぶ埼玉の茶どころ、狭山市で生産される“狭山茶”の新茶が、境内でふるまわれます。13日~15日の18:30からは「納涼大会」で、夜店と盆踊りが繰り広げられ、浴衣姿の人々でにぎわいます。16日には「山王嘉祥祭」という和菓子の奉納があります。平安時代初期に、餅、砂糖菓子、水菓子など16種のお供えで疫病退散を祈願したことを、年号である嘉祥と呼び、徳川将軍家ではこの日に嘉祥菓子をふるまう伝統となりました。

無病息災のご利益を授かるためにも、山王祭に足を運んでみてください。

  • イベント名:山王祭
  • 開催期間:2019年6月7日(金)~17日(月)
  • 最寄り駅:千代田線・赤坂駅(出口2)徒歩3分 南北線/銀座線・溜池山王駅(出口7)徒歩3分 千代田線・国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分 銀座線/丸の内線・赤坂見附駅(出口11)徒歩8分
  • 会場:山王日枝神社
  • オフィシャルサイトhttp://www.tenkamatsuri.jp/index.html
  • カテゴリーFESTIVAL
  • ジャンルデート散歩祭り
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最後に

神社といえば、賑やかなお祭りのイメージですが、ちょっとおごそかなお祓いも体験できます。都心の神社だからこそ、東京が江戸にタイムスリップしたようなひとときを味わえるでしょう。

6月は、一足早く夏のお祭りを楽しんで、心も身体も元気にリフレッシュさせましょう!

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