更新日 : 2019/01/15

秋の東京デートはこれで決まり 紅葉の美しい大名庭園3選

紅葉の美しい日本の秋。

行楽シーズンということもあり、どこかお出かけしてデートをしたい、とお考えの方も多いのではないでしょうか。ただ、紅葉の名所はどこも混み合い、遠出をするのも大変ですよね。ご安心を。東京都内にもたくさんの紅葉スポットがあります。

今回は特に紅葉の美しい大名庭園をご紹介。いずれも都心にありますからアクセスも便利で、デートプランにも組み込みやすいです。大名庭園でしっとりと日本の秋を味わいましょう。

東京屈指の紅葉の名所 六義園


画像:@noriwo2015

六義園は「犬公方」こと徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保によって造営された日本庭園です。東京都内に残る大名庭園の代表的な存在と言えます。その名は中国の漢詩の分類法である「六義」とこれを転用した紀貫之による和歌の「六体」に由来。作庭に際しては『古今和歌集』を始めとする古典に詠まれたさまざまな風景が再現するよう工夫されており、このため「和歌の庭」とも呼ばれています。

中心に大きく池を持ち、その周辺に山を築く形の典型的な「回遊式築山泉水庭園」である六義園は、ツツジやしだれ桜の名所として有名ですが、秋の紅葉もまた素晴らしいものです。庭園内のモミジ、ケヤキなどの木々が色づく頃、庭園内の各所で美しい紅葉を楽しむことができます。また夜にはライトアップが行われますから、また異なる表情を見せてくれるでしょう。

  • スポット名:六義園
  • 所在地:東京都文京区本駒込6丁目
  • 営業時間:9:00~17:00
  • アクセス:JR山手線・東京メトロ南北線「駒込」駅/都営地下鉄三田線「千石」駅
  • オフィシャルサイトhttps://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index026.html

東京都心のエアポケット 小石川後楽園


画像:@xiaolin6192

小石川後楽園は水戸藩初代・徳川頼房が作らせ、「水戸黄門」で知られるその子・徳川光圀が改修を加えて完成させた日本庭園です。その名は漢籍『岳陽楼記』の「天下の憂いに先じて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」に由来。岡山市にも同名の大名庭園があるため、特に「小石川」の地名を冠しています。

この小石川後楽園もまた「回遊式築山泉水庭園」の形式を取りますが、こちらは和歌の世界ではなく、西湖や廬山など中国の文人たちが愛でた名勝を再現するコンセプトになっています。紅葉の季節にはモミジやケヤキ、イチョウなどが美しく、大泉水と蓬莱島の周辺は絶景スポットになっています。

  • スポット名:小石川後楽園
  • 所在地:東京都文京区後楽1丁目
  • 営業時間:9:00~17:00
  • アクセス:JR「飯田橋」駅「水道橋」駅 /都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅 /東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」駅 /東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅
  • オフィシャルサイトhttps://www.tokyo-park.or.jp/teien/contents/index030.html

東京下町の名園 清澄庭園


画像:@mk_erika

清澄庭園はかつて豪商・紀伊国屋文左衛門の屋敷地であった場所を関宿藩主・久世家が下屋敷として買い取り、整備した庭園が基礎となっています。しかし、本格的に手が入るのは同地を三菱財閥の岩崎弥太郎が購入してからです。故に厳密に言えば「大名庭園」とは言えないかも知れませんが、やはり「回遊式築山泉水庭園」であるなら大名庭園としての様式を持っています。

特徴期なのは池に張り出すような形で設けられている「涼亭」。これは庭園のシンボル的な存在でもあります。紅葉の季節にはここから池の周りで色づくハゼやイチョウを楽しむことが出来ます。清澄庭園は六義園や小石川後楽園に比べて余り知られていない、紅葉の名所としては穴場と言えるかもしれません。二人でのんびりと紅葉デートを楽しむならこちらがオススメかも。

  • スポット名:葛西臨海公園
  • 所在地:東京都江東区清澄2・3丁目
  • 営業時間:9:00~17:00
  • アクセス:都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅
  • オフィシャルサイトhttps://www.tokyo-park.or.jp/teien/contents/index033.html

秋のデートは大名庭園で紅葉を楽しもう

今回ご紹介した三庭園は「回遊式築山泉水庭園」という同一の形式をもつことから、何れも同じように見えるかも知れませんが、実はそれぞれに思想と工夫が隠れていて、過去の歴史をひもとくことでそれを味わうことも出来ます。

もちろん、紅葉を純粋に楽しむだけでもOK。

アクセスがよく三庭園を一日ですべて回り切ることが可能なので、秋の休日を使って三庭園めぐりというのも良いですし、あるいは平日のデートで訪れてみるにもお手頃です。さあ、日本の秋を楽しみましょう。

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