更新日 : 2019/01/15

夕暮れ時には大人の街・東京神楽坂でデート

東京神楽坂はちょっと大人びた不思議な街です。江戸時代から存在し、かつては花街として賑わったこともあり、老舗や伝統的な様式の建物がある一方、再開発によって現代的なビルが立ち並び、新しいサービスを提供するお店が入れ替わり立ち替わりに開店します。伝統と試みが行き交うような不思議な雰囲気があります。

また東京に住む多くのフランス人が好む街でもあります。

神楽坂のたたずまいがパリの「モンマルトルの丘」を思い起こさせるそうで、そのためか多くのフランス料理店が軒を連ねています。また坂の両側に伸びる細い路地には、古民家を改装した和食のお店や、オーセンティックなバーがひっそりと営業していたりなど、ミステリアスで楽しい街と言えます。そんな神楽坂を夕暮れ時に二人、歩いてみませんか。

ほうずきと阿波踊り 「神楽坂まつり」


画像:@rivertce

神楽坂は江戸城外堀に設置されていた牛込門へと伸びる交通の要衝でした。しかし、明治維新以後には次第に花街として栄え始め、大正期には「山の手銀座」と呼ばれるほどの隆盛を誇るようになります。夏目漱石の自宅「漱石山房」や尾崎紅葉や山田美妙らの文学結社である「硯友社」の本部から近かったこともあり、多くの作家たちがその姿を描いています。

そんな神楽坂の夏の風物詩が「神楽坂まつり」です。

神楽坂通り商店会の主催するこのお祭りは、「ほおずき市」と「阿波踊り」の二部構成になっていて、それぞれに魅力的。神楽坂のランドマーク・善國寺周辺に「ほおずき鉢」を売る出店はもちろん、近隣の飲食店・専門店による出張販売の屋台が並びます。


画像:@okukagustyle

一方、別日に行われる阿波踊りも圧巻。

のべ人数にして3000人以上の踊り手が神楽坂通りに繰り出します。阿波踊りのチームのことを「連」と呼びますが、「神楽坂かぐら連」の数は100人以上もの人数になります。祭りの開催期間中は「浴衣でお買い物・ご飲食いただいたお客様」を対象とするサービスを実施するお店もあるようですから、浴衣デートで訪れたいものです。

  • イベント名:神楽坂まつり
  • 開催期間:ほおずき市  2019年7月24日(水)~7月25日(木)/阿波踊り大会 2019年7月26日(金)~7月27日(土)
  • 最寄り駅:東京メトロ有楽町線・東西線・南北線「飯田橋」駅/都営大江戸線「飯田橋」駅 /東京メトロ東西線「神楽坂」駅
  • 会場:東京都新宿区神楽坂周辺
  • 料金・費用:無料
  • オフィシャルサイトhttp://www.kagurazaka.in/
大きな地図で場所を見る

変わりゆく街を見下ろしつつ乾杯 「神楽坂屋上ビアガーデン」


画像:@kz_petit_bonheur

祭りの喧噪から離れ、情緒の残る石畳の一つを進むと黒塀と冠木門が見えてきます。一見料亭かなにかと思われる会場は、「エノテカピッツェリア 神楽坂スタジオーネ」。何とナポリピッツァがいただけるイタリアンのお店なのです。このビルの屋上で楽しむことができるのが「神楽坂屋上ビアガーデン」です。

涼しい風を頬に受け、大人の街・東京神楽坂を見下ろしながら頂くビールは絶品です。都心でゆったりと二人の時間を過ごすことができます。飲み物はビールの他にもワインやスプマンテなどもあり、イタリアンを中心としたフードメニューも充実しています。デートの締めくくりに来るもよし、はたまたここから次はどこに行こうかと計画するのもよいでしょう。

  • スポット名:東京都新宿区神楽坂周辺
  • 所在地:東京都新宿区神楽坂周辺
  • 営業時間:平日  17:30~23:00神楽坂屋上ビアガーデン/土日祝 11;30~16:00 17:00~23:00
  • アクセス:東京メトロ有楽町線・東西線・南北線「飯田橋」駅/都営大江戸線「飯田橋」駅 /東京メトロ東西線「神楽坂」駅
  • オフィシャルサイトhttp://kagurazakabeergarden.melissa-inc.jp/

まとめ

江戸時代からの伝統が息づく街、神楽坂。

同時にそれを踏まえながら、常に変化し続ける新しさを持っています。そのことはこの街に不思議な落ち着きと活気を生み出し、その時代ごとの大人たちの心を捉えてきました。

メインストリートの店を二人でめぐりながら歩いたり、迷路のような路地に入り込んで、二人だけの素敵なお店を見つけ出すのも素敵なデートプラン。夕暮れ時は、ロマンチックなただずまいを感じる事が出来る時間帯です。少しおめかしをして、大切な人と一緒に大人の街・神楽坂を訪れてみませんか。

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