更新日 : 2019/03/05

都会のまんなかで子どもと思いっきりあそべる!教育にも役立つスポットガイド

都会にあって、芝生や樹木のある緑ゆたかな公園は、街で働き暮らす人々の憩いになるだけでなく、こどもとのとふれあいを育むことができる空間でもあります。

こどもの成長にとって必要なのは、四季さまざまな自然とふれあい遊べること。そして自然からの学びや公園文化を知ることには、さまざまな教育効果があります。そんな、こどもも大人も一緒に遊べて、教育にも役立つスポットをご紹介します。

何を見つけられるかな?自然とふれあって学ぶ 東京ミッドタウン六本木「芝生広場」

画像提供:@ronron_sh

東京ミッドタウンは、防衛庁跡地再開発の際、その場所にあった約140本の樹木を活かした“自然のアートギャラリー”としてのエリアに再生しました。

特に注目されたのは、広大な「芝生広場」のゾーン。日本の芝生は“夏芝”で冬になると茶色く枯れますが、イギリス産などの冬でも緑を保つ“冬芝”を混在させることで、一年中緑を保つ工夫もなされています。

こどもと一緒に、安全に裸足で駆け回って遊べるだけでなく、アリやヨコバイなどの小さな昆虫を見つけたり、スズメやハクセキレイが飛んでくることも。秋にはイチョウの葉も黄色く色づく中で遊ぶのは、自然観察教育のいいチャンスとなるでしょう。

自然をいかした歴史文化とふれあう「港区立檜町公園」

画像提供:@akko319

東京ミッドタウンの芝生広場と一体化して隣接している、「檜町公園」。

もちろん芝生やデザイン遊具で身体を動かして遊べるほかに、大きな池を中心とした景観をたのしむ日本庭園でもあります。

江戸時代、この場所は長州藩毛利家の下屋敷でした。藩主が居住していた記録もあり、邸内には、数ある大名屋敷の中でも名園として広く知られた「清水園」がありました。

他藩の藩士が見学したり、稲荷社を町人に開放したりしてにぎわっていたそうです。そんな歴史にふれると共に、日本式庭園の特徴である、池を中心に、土地の起伏を活かして草木が植えられている様子を、ぜひ観察してみてください。

素直なこどもの視点にふれると、大人でも、新たな視点を育むことができます。

うみのかみさま・やまのかみさまはどこ?デザイン感覚を育む「東京ミッドタウン」のアートワーク

画像提供:@swyk_43

東京ミッドタウンとその周辺にある、こどもがたのしく遊べる遊具の数々には仕掛けがあります。

“アートワーク”として、都市文化の表現を通してデザイン感覚にうったえ、アート教育効果を狙った『遊べる美術品』が点在していますので、ぜひ家族でチェックしてみてください。

一つ目は芝生広場の東にある「SANJINやまのかみさま」で、卍の紋からインスピレーションを得たすべり台。

二つ目は港区立檜町公園の芝生公園にある「KAIJINうみのかみさま」で、波と雲の立涌文様からきたプレイジム。

三つ目は「FUJINかぜのかみさま」で、赤いブランコの柱が、源氏香に見えます。いずれも、伝統的な文様・紋のかたちをデザインした高須賀昌志によるアート作品です。

ロボロボロボに会いに行こう!アート感覚を育む「六本木ヒルズ」のパブリックアート

画像提供:@mogamisa

六本木ヒルズのけやき坂の中程にある『さくら坂公園』は、別名、ロボロボ園。

カラフルなすべり台に子どもたちが夢中になって遊ぶ傍らで、ふと気付けば、公園のあちこちに子どものロボットが。巨大なトーテムポールは44体のロボットで構成され、さらに夜になると目が光ったり…。

これは、現代美術家、チェ・ジョンファのパブリックアート作品です。六本木ヒルズには、パブリックアート作品が合計22箇所にあり、一見して変わったベンチだと思って座ったら、内田繁の作品だった…など、アートと肌でふれあえることを大切にしています。

ぜひ、こどもへのアート教育のきっかけとしてたのしんでみてください。

(番外編)港区最大で最古の公園!古墳にものぼれる「芝公園」

画像提供:@keiko.s.m.l

六本木からは少々離れますが、同じ港区の都会のまんなかで、自然観察と歴史とのふれあいに恵まれた公園、といえば、「芝公園」です。

じつは、芝公園は広大で、東京都と港区に分割管理されている総称なのです。その歴史は古く、明治時代の上野恩賜公園のオープンに並ぶもの。

その際に、名造園家、長岡安平によって、土地の高低差を活かした渓谷を模した庭園が造られました。その背後の小高い頂上には都内最大級の前方後円墳『芝丸山古墳』や『丸山貝塚』があり、古代の歴史にロマンを馳せられます。

ケヤキやクスノキのうっそうとした大木がところどころにそびえ、水辺ではさまざまな生きものが観察できるでしょう。そして、東京タワーを眺められる広々とした芝生広場では、思いっきり走り回ったり寝転んだり。好奇心いっぱいのこどもの成長におすすめのスポットです。

運動量の多い子どもは、好奇心もたくさん。都会でも、なるべく広い安全な場所で、のびのびさせてあげたいものです。家の近所のよく行く公園とはちょっと違う場所に、ぜひ連れ出してあげてください。

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