都市を変えるアートの試み(FORECASTS from EVELA|01.21.2021)
EVELA編集部が気になるトピックを取り上げる、FORECASTS from EVELA。京都と石巻というそれぞれ異なる枠組みの中で、アートが存在する空間があります。今回はアーティスト主体で開催されるアートフェア、オンラインと土地を活用する総合芸術祭の2つをご紹介します。
3月6日・7日|ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021
Image from vrkagakukan.com
「ARTISTS’ FAIR KYOTO」の第4回目の開催が決定した。伝統とともに確信が生まれてきた京都という場所で、「Art Singularity」、アートの特異点というコンセプトが掲げられ、多様なアーティストが一堂に会する場となる。また、老舗湯葉店や、今では使用されていない酒蔵を利用した展覧会がサテライトイベントとして開催される。京都という都市から発信される新しいアート、そしてアートフェアの形に注目だ。(MASAKI MIYAHARA)
1月6日~3月27日|Reborn-Art Online
Image from reborn-art-fes.jp/
東日本大震災から10年の節目に、被災地である宮城県石巻市で開催される「REBORN ARTFESTIVAL」のオンラインプレイベントが開催される。「交信」、「鹿のゆくえ」、という、過去に「REBORN ART FESTIVAL」に参加したアーティストによる2つのオンラインプログラムが行われる。東日本大震災からの復興の節目の年でもある2021年。アート、食、音楽を通して改めて考えるいい機会になるのではないだろうか。(MASAKI MIYAHARA)