遍在するアジアの表現(FORECASTS from EVELA|11.20.2020)

EVELA編集部が気になるトピックを取り上げる、FORECASTS from EVELA。文化が入り混じり多様性を育んだ風景が、いまでは至るところに存在しています。今回は、偏在するアジアの表現を国境を問わず組み合わせた展示と音楽イベントをご紹介します。

12月19日・20日|ASIAN SOUND SYNDICATE at home

Image from asiansoundsyndicate.com

ASIAN SOUND SYNDICATEはアジアのヒップホップに焦点を当てた音楽イベント。3回目の開催となる今回はバーチャルイベントとして開催される。アジアを中心に世界的に活躍するラッパーのJay Parkや、日本からはAKLO、JAY’EDの参加も決定している。現在急速にその影響力を広げているアジア圏の音楽を楽しむ、いい機会になりそうだ。(MASAKI MIYAHARA)

10月27日〜2021年2月20日|ASIA SOCIETY TRIENNIAL Part 1

Image from asiasociety.org

ニューヨーク、マンハッタン内のAsia Society Museumにて、「ASIA SOCIETY TRIENNIAL」が開催されている。当イベントは2パートに分割されており、パート1は「We Do Not Dream Alone」と題されている。大都市ニューヨークの中でも大きな存在感を放つ多様なアジア圏のコミュニティーにフォーカスし、展示やオンラインでの公演、パフォーマンスが行われる。アメリカという国の中で、アジアと結びついたアイデンティティーをもつこと、その意味を問いかける展示になるのかもしれない。(MASAKI MIYAHARA)