死者を弔うハロウィンの新しいあり方(FORECASTS from EVELA|09.04.2020)

EVELA編集部が気になるトピックを取り上げる、FORECASTS from EVELA。8月が終わり秋の始まりも少し見えてきた今、例年10月末にピークを迎えるハロウィンへの準備も進みつつあります。大人数が集まることが難しい時代に、新しい取り組みで「死者の祭り」を盛り上げる国内外のイベントをご紹介します。

〜10月31日|Anoka’s 100th Annual Halloween Festival

Image from anokahalloween.com

アメリカはミネソタ州にある人口1万7,000人程度の小さな町アノカ。1920年に同国で初めてハロウィンパレードが開催されたことから、ハロウィンの首都として毎年多彩な催しを行なってきた。100周年となる2020年は盛大かつ新しい「祭り」が企画されている。10月30日に子どもが家をめぐりお菓子をもらう行列はバーチャル、10月31日に開催されるアメリカで最大のパレードはクルマからの観賞が予定されている。他にも、家のデコレーションコンテストや、ネットオークション、ドライブイン・ビンゴなどリアルとオンラインを組み合わせた取り組みが目白押しだ。小さな町アノカから生まれつつある新しいハロウィンに、注目したい。(SHINYA YASHIRO)

10月1日〜10月31日|カワサキ ハロウィン

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1997年から開催されている「カワサキ ハロウィン」。今年は、10月1日から31日にかけてオンラインで開催されることが決定した。仮装した姿を動画としてSNSに投稿すると、オンライン上のパレードに参加できる。また、グランプリに賞金50万円が与えられる仮装コンテストの開催も予定されている。日本でも秋の風物詩となりつつあるハロウィンを、今年はオンラインからの参加で盛り上げていくのはいかがだろう。(MASAKI MIYAHARA)