夏休みと夜空を彩る、日本の伝統(FORECASTS from EVELA|08.01.2020)

EVELA編集部が気になるトピックを取り上げる、FORECASTS from EVELA。長期化するCOVID-19の影響で様々なイベントが中止を余儀なくされる中、日本の伝統的な遊戯や工芸も別の道を模索しています。今回は子供の夏休みを彩る将棋オンラインフェスと、夏の終わりの夜空を彩る花火大会をご紹介します。

10月31日〜|三陸花火大会

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岩手県陸前高田市にて「三陸花火大会」が10月31日に開催される。主催の三陸花火競技会実行委員会は、東北三陸地域の観光の振興と交流人口拡大を目指し2021年から「三陸花火競技大会」の毎年開催を予定しており、本花火大会はプレイベントとして開催される。約1万発の花火が用意され、ソーシャルディスタンスを保った有料観覧席や車から楽しめるドライブインエリア、さらに「マルチアングルLIVE配信」も行われる。現地はもちろん、オンライン上でも様々な場所で楽しめるものになりそうだ。また、本花火大会にはCOVID-19の影響が長期化し社会が混迷している中で、1日だけでも花火で世界を照らしたいという思いが込められている。夜空に開く花火を見上げて一息ついてみてはいかがだろうか。(MASAKI MIYAHARA)

8月6日〜8月16日|伊藤超短波 2020夏休みオンラインこども将棋フェスティバル

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子供たちが楽しみにしていたイベントが相次いで中止になるなか、オンラインで将棋の面白さを体験できる「将棋フェスティバル」の開催が決定。同イベントでは将棋大会のほか、棋士に質問や人生相談ができるYouTube配信やオンライン将棋教室、将棋の歴史などについて学べる夏休み自由研究用のワークショップが用意されている。企画のなかには保護者が参加できるものもあるので、親子で楽しむことも可能。上級者にも初心者にも魅力的なこのイベントに参加すれば、夏休みを彩る思い出ができそうだ。(RIO HOMMA)