外国で乗り越えられていくCOVID-19、ビールフェスとスポーツ再開の試み（FORECASTS from EVELA｜06.23.2020）

EVELA編集部が気になるトピックを取り上げる、FORECASTS from EVELA。世界規模で猛威をふるったCOVID-19ですが、諸外国でも新たな生活様式に合わせてイベントのアップデートが試みられています。今回は、アメリカにフォーカスを当ててオンラインビールフェスとNBAシーズン再開の試みを紹介します。

7月12日｜「Zoo Brew Beer Festival Virtual Edition」

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ドイツ・ミュンヘンのオクトーバーフェストに代表されるビール祭りは、全世界でCOVID-19の影響を受け中止となりつつある。そんななかクラフトビールと音楽のイベントを手がけてきた「Rock Star Beer Festivals」はアメリカ・カリフォルニア州の各地で「Virtual Beer Festival」を実施。7月には動物園とのコラボレーションのもと「Zoo Brew Beer Festival Virtual Edition」が行われる。参加者はクラフトビールをデリバリーから受け取るか、地元の醸造所からピックアップ（そのため、残念ながら日本からは参加できない）。醸造所によるテイスティングガイドや、動物のショーがストリーミングされ、参加者同士の交流も可能だという。家にいながら、いつもと違った気持ちで飲み物や食べ物を楽しめるイベントは今後も増えていくだろう。（SHINYA YASHIRO）

7月31日〜｜2019–20 NBA season

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3月より中断されていたアメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAがレギュラーシーズンの再スタート日を7月31日と発表した。ウェスタン、イースタン、両カンファレンスから22チームがフロリダ州のウォルトディズニーリゾートに集結する。22チームは短期間になったレギュラーシーズンと、例年通り行われるプレイオフシリーズを戦う予定になっている。アメリカの4大スポーツの1つにも数えられているバスケットボール。NBAのシーズンが中断されてから、再開を待ち望む声は多かった。運営チームは感染症対策の専門家とともに、検査などの体制を整えるという。COVID-19の影響下におけるスポーツリーグの新しい形に注目したい。（MASAKI MIYAHARA）